
50代読者のファッションSNAPを通して感じたことは、昔ながらの名品を今のファッションに上手く取り入れてオシャレを楽しんでいる読者さんがたくさんいるということ。その名品たちは、10年、20年、30年と年月を経ても色褪せず、今もなお現役選手で活躍中。若い時に清水の舞台から飛び降りる覚悟で購入したり、人生の節目に迎え入れたり、頑張った自分のご褒美だったり、常に私たちの人生とともに歩んでた思い入れのあるものばかり。今回は、そんな読者の「MY名品たち」をご紹介。今のファッションに名品を合わせた大人のオシャレコーデは必見です。
平栗雅代さん(57歳)主婦
①3色使いの上品な配色にひとめぼれした上品なブーツ

コート/マックスマーラ ニット/マックスマーラ 黒ボトムス/ エルメス ブーツ/エルメス
【11年前のエルメスのブーツ】
11年くらい前にエルメスで出会ったブーツ。茶・黒・カーキの珍しい配色やケリーのバックルがあしらわれた気品のあるデザイン。脚を入れてみると、上質な革の風合い、美しい佇まい。長く愛るせるものに出会えたと即決しました。当時はキレイめな着こなしに合わせることが多かったですが、最近はスリムなパンツにブーツインしています。シンプルな着こなしを華やかに見せてくれるブーツ。大切に長く履き続けていきます。
②今季のアイテムとも好相性の28年前のショートブルゾン

ブルゾン/ドルチェ&ガッバーナ スカート/ドルチェ&ガッバーナ ニット/エストネーション ショートブーツ/エルメス
【28年前のドルチェ&ガッバーナのブルゾン】

昨年、クローゼットの整理をしたときに見つけたのが、トレンド感満載のフェイクファーのショート丈ブルゾン。ボリュームボトムスやタイトスカートなど最近の私の着こなしにマッチするので、この冬のアウターに仲間入りさせました。28年前の物とは思えないほど新鮮で、今着てもいい感じ。驚いたのは、今季、ドルチェ&ガッバーナで購入したレースにスカートに合わせてみたら、想像以上にバランスよくて、かっこよく着こなせて。大切にしておいてよかったと思いました。いいものは、年月が経っても色あせない。来年はどんな着こなしに合わせようかな、今から楽しみです。
③息子の手を引いてお稽古へ向かったジャケットが今は私のための一着に

ジャケット/バルマン ニット/エストネーション デニム/ウィムガゼット 靴/エルメス
【23年前のバルマンのジャケット】
息子が4歳くらいの頃、お稽古の送迎などでママらしいジャケットが必要になったので、購入したのがこのバルマンのジャケット。優しい色味に惹かれて選びました。ママ服の印象が強く、またここ何年か黒、ベージュといったベーシックカラーばかり着ていたので、このジャケットの出番がなかったのです。でも、久しぶりに袖を通してみると、顔映りが明るくなり、コンパクトなサイズ感がいい。柔らかな色味が目新しくて、カーディガン感覚でニムなどに合わせて着るようになりました。今は、「ママ服」としてではなく、自分らしい着こなしに合わせて楽んでいます。
撮影/田頭拓人 物撮影/根本真裕美(光文社写真スタジオ)取材/見学裕己子 構成/河合由樹