
50代の新しいステージ、髪をショートにチェンジして心も軽やかに

コロナ禍で子供たちが学校へ行けず、家で過ごしている間に「私も何かやろうかな」と、もともと好きだったイラストを描き始めました。ちょうど犬を飼い始めた時期だったので、ワンコのイラストを描いてTシャツにしたら、犬友達の間ですごく評判になって。みんなでお揃いのTシャツやバッグを作ってくれるようになって「絵を描く」ことがすごく楽しくなったんです。大勢の仲間が喜んでくれることが嬉しくてたくさん描きました。
その後、せっかく絵を描き始めたのだからだから、「油絵」をやってみたいなという思いが湧きあがって、52才から絵画教室に通いました。新しいことを始めるって本当に楽しくて。学ぶ時間、絵を描くことが今まで以上に私の大切な 時間へとなっていきました。
また、さまざまな公募展があることを知り、無謀にも競争率の高いものにも挑戦しています。この歳で挑戦できるものがあるのは幸せなことですね。この夏「日本の自然を描く展」に入選。上野の森美術館に絵が展示されました。家族や友人たちに見てもらえる機会ができて嬉しかったです。
娘が高2で17才、息子が中3で14才。思春期真っ只中。反抗期も乗り越え、子育ても落ち着いてきたので、ゴルフを再開しました。真夏でもラウンドしたり、仲間とコンペに参加。さらにマージャン教室にも通い始めたら、周りは年上ばかり(笑)。若い、若い と言われて、いい気分です。
50代も中盤となり、私の人生は、肩の力が抜けて、新しい風が吹き始めたような気がしています。
モデルとしては、JJから始まり、CLASSY、VERY、STORY、HARS、今回のTeam Matureとすべての光文社のファッションコンテンツに出てきたのは私だけかもと思うほど、光文社は私の人生の一部。でも、雑誌がなくなったりで40代後半は不安になった時期もありました。また、50代に入ってからイライラも多く疲れやすかったりしましたが、趣味をたくさん持って友人関係も充実してから活動的になりました。
髪を切って、自分自身もファッションも進化してこ、れからの50代60代とますます楽しんでいきたいと思っています。



SHEA代表 坂狩トモタカさん「トップに若々しくボリュームが出るように、フロントは厚めで顔周りにしっかりレイヤーをON。その日の気分やファッションで外ハネでも内巻きでも両方楽しめるカットにしています。50代は髪質の変化も感じやすいので、短くすることでツヤとボリュームが同時に叶うのでオススメ。結べる長さキープで、ロングからのヘアチェンジする人もハードルは低いと思います」