40代後半にさしかかった頃は、「急にカジュアルが似合わなくなって……」なんて声が多く挙がって
いたにもかかわらず、50代に入った今、再び「デニム復帰」している人が続々!
体型もライフスタイルも変化のど真ん中にある50代、カジュアルな抜け感が
私たちの“コンサバ魂”のちょうどいいアクセントとなることが、その大きな要因の一つ。
それに加え、今期旬のカーヴィデニムやワイドデニムは、私たちの変わりゆく体型をオシャレにカバーしてくれちゃうから、再チャレンジしない手はないのです!
プライベートTIMEは、ダメージデニムを自分らしく

宮内明美さん(50歳)158cm 会社員
<MY デニム> Mila Owen
<私のデニム再復帰STORY>
50代になり、
頑張ってオシャレをするというよりも“整える”感覚に。
数を増やすのではなく、本当に必要なものを選ぶ。たくさん持つよりも、
自分に似合うものを見極めように。そんな価値観に変わってきた今、
もともとデニムは大好きなアイテム。
ただ仕事ではデニムがNGなこともあり、日常的に着る機会は限られていました。
だからこそ、プライベートな時間にデニムをはくときは、
ただカジュアルに着るのではなく、“今の自分に似合う着こなし”
お気に入りのダメージデニムも、そのひとつ。ラフさが魅力のアイテムだからこそ、
「ただのカジュアル」
きれいめなアイテムを合わせて整えながら、どこかに抜け感を残す。
“きれいだけでまとまりすぎない”バランスが、今の自分にはちょうどいいと感じています。
すべてをきちんと整えすぎない。でも、どこかに品を感じる。
そんなコーディネートが似合うのは、これまでの経験を重ねてきたからこその
50代の特権だと思います。
<POINT>
お気に入りのダメージデニムは、50代は「ただのカジュアル」で終わらせないように、ジャガード生地のアウターとパンプスできちんと感”を足し、ジュエリーはあえて女性らしい華奢なもので引き算。
アウター UNITED ARROWS
・デニム Mila Owen
・パンプス UNITED ARROWS
・ネックレス Tiffany
・指輪 Hirotaka jewelry
・バック HERMES
子育てが一段落した夫婦時間に寄り添う、甘辛デニムスタイル
竹内美香さん(53歳)157cm カラーサロンスクール経営
<MY デニム> ユニクロ×JWアンダーソン
<私のデニム再復帰STORY>
子育てが一段落し、今は夫婦で過ごす時間が増えました。
一日の流れが変わると、不思議と着たい服も変わってきました。
以前のように「きちんと見えること」だけを優先するのではなく、“心地よく過ごせること”
同じくらい大切にしたいと思うように。
その両方を叶えてくれるのが、
ジャケットで全体を整えながら、デニムでほんの少しの抜け感をつくる。
さらにブラウスで女性らしさを添え、足元はフラットシューズで軽やかに仕上げる。
頑張りすぎていないのに、きちんと見える。
その絶妙なバランスが、今の自分にはしっくりきます。
日常に自然と寄り添いながら、無理なく気分を引き上げてくれるスタイル。
オンにもオフにも寄り添ってくれるデニムは、今の私にとって欠かせない存在です。

アウター Noble
・デニム ユニクロ×JWアンダーソン
・トップス ZARA
・バック HERMES
トレンドに左右されやすいデニムは、プチプラで試して毎年更新

吉田真子さん(49歳)170cm フラワーデザイナー
<MY デニム> ユニクロ×JWアンダーソン
<私のデニム再復帰STORY>
もともとコンサバスタイルが好きな私。
息子が小学生になってからは、一緒に公園へいったり、お稽古の送迎と
アクティブに動き回ることが増えたので、デニムを選ぶ機会が多くなってきました。
今年、50歳。
若い頃と違って腰回りなど体型も気になってきたけれど、トレンドも押さえたい。
そんなワガママな要望を気兼ねせずガンガン試せるのが、ユニクロ。
デニムは消耗品と割り切ってプチプラで毎年更新するようにしています。
JWアンダーソンとのコラボのワイドシルエットデニムは、春らしいライトブルーで
手持ちのボウタイブラウスとも好相性です。
女友達とランチの今日は、カジュアルになりすぎないように、バッグや靴はキレイめに、
アクセサリーはダイヤやホワイトゴールドで大人の品をプラスしました。
<POINT>
カジュアル度の高い「デニム」のときこそ、エレガントなジュエリー合わせを心がけます。
今日はブルーと相性の良いダイヤやホワイトゴールド系で統一しました。 
・ブラウス セブンドット
・靴 ザラ
・バッグ エルメス
・ピアス リココレクション
・ブレスレット TASAKI
・時計とリング カルティエ
個性的カラートップスで人と違う華やかさに
真砂乃理子さん (59歳:162cm)不動産事業
<MY デニム> searoomlynn
<私のデニム再復帰STORY>
大人のデニムはシンプルになりがちですが、どのデニムの時も明るいカラーのトップスを合わせて
華やかさを心がけています。
ベルトやバッグ、スカーフなどでアクセントにしたコーデを考えるのが、今はとても楽しい。
今回はBibiy.のニットで明るい色を取り入れてみました。
白襟付デザインのニットは、カジュアルな中にもきちん感を出て、
レフ板効果で顔が明るく見えて顔のくすみも掻き消してくれる気がします(笑)。
デニムは本当に奥が深いですね。
昔のものも色々引っ張り出してきたり、時代の流れや思い出など、
ふと一緒に歩んできた時間が蘇ります。
デニムは常に更新していますが、昔のデニムも大切にしています。
マイヴィンテージデニムが出番の日には、全体のバランスや色味、小物に気を遣っています。
自分が自信を持って着られるデニムが、今の私にとって心地よいデニムなのです。
<POINT>
あえてインパクトあるトップスで視線を上に。ドロップショルダーのふんわり袖で大人可愛く。パンプスとバッグは色味を揃えて落ち着いた雰囲気に。カジュアルな中にも品あるコーデを意識しました。


ニット Bibiy.
デニム searoomlynn
パンプス BottegaVeneta
バッグ globetrotter
撮影/公文一成 取材/見学裕己子、北野法子、山崎智子 構成/河合由樹

